2学期でもう一つ選択したのは、Power and Politicsです。エクスチェンジでの通称はピーエーピー、こちらの日本人間では、通称パワポリと呼ばれています。
授業内容は、要は企業内外において戦うためのパワーや権力の重要性をアカデミックの観点で理解するということです。
この科目の特徴は、
①エクササイズが多い
机にかじりついて勉強するよりも、写真のようにエクササイズを通して、体で同分野を学んで行きます。
②キンバリー先生が美人
これは本当です。これも一つのやる気になります。私にとって、とても重要です。
③負荷が低い
人によって意見は異なるかもしれませんが、総じてここまで選択した授業の中で一番負荷が低い気がします。来年行かれる方で、もし、授業の負荷が気になるようでしたら、一つの参考になるかと思いますので、一応この点も記載しておきます。
もう少し、どんな授業かを紹介すると、、、
この間は、1年時、高木先生の授業でやった「12人の怒れる男」を見ました。あの映画では、一人の建築家が、裁判において少年の死刑に一人反対しますよね。これに対し、最初は11人の死刑執行を求めていた人間がいた訳ですが、皆、だんだんと意見を変えていく。その課程で建築家はパワーをどんどん蓄え、最終的に死刑賛成だった大多数を死刑反対に翻すわけです。
じゃあ、建築家はどこで、どうやってパワーを得られたのか、その根底にあるものは何か?じゃあ、経営の場だったら、どういったシチュエーションが考えられるか?などなど、皆で議論をして行くという、、こんな感じです。
また今日は、写真のようなエクササイズをしました。これは、タワービルディングエクササイズというものです。
まず、4人一組の建築業者となります。一人がマネージャー役(権力者)、三人が建築役を行います。この三人は、目隠しをし、利き手ではない方の手をつかって、ジェンガのようなブロックをひたすら積み上げて行きます。マネージャーの役目は、彼らが積み上げをたくさん出来るように、戦略を立てたり、声を出して指示をして行く役目です。
なかなかこれがうまくいかない。とりわけ、ダイバーシティーで構成されたチームですから、コミュニケーションもまた難しいもの。我がチームが心がけたのは、極めてシンプルな指示出しと、声の掛け合いでした。
最終的に我々のグループが建築業者の中で一番多くを積み上げ、一位となり、クラスの中でも権力者となりました。結構バクッとした授業なのですが、要は、権力者となる=パワーを得る、というグループの特徴は、
①ルールを理解しておく
②戦略が明確である
③チーム内の方針がグループの中で理解されている
ってな感じのことを言いたかったのではないかと思います。
当たり前っちゃあ、当たり前ですが。結局そんなところなのかな、と。
来年の参考までに。
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