ESSEC－お引越しの理由

パリに引っ越して1週間が経ちました。
あっという間です。
フランスも残り2ヶ月弱。

過ごした時間より、
残りの時間の方が短いと思うと、時が過ぎるのがなんと早いことか。。。

ちなみに私のフランス語は全く上達していませんが、
授業も10月から本格的に始まって、
課題やらグループワークやら、やることが増えてきました。
しかも来週はボストン。

という時期にお引っ越し。
（お引っ越しの記事はこちら→Just moved to Paris.）

来年以降もESSECに行く人は多いと思うので、
参考になればと思い書いておきます。

何度か前にも書きましたが、
ESSECがあるCergy（セルジーと読みます）は、
パリなども含む、イル＝ド＝フランス地域圏の中の、ヴァル＝ドワーズ県にあります。
一番近い大都市は、パリです。

要は、関東地方の神奈川県みたいな感じでしょうか。

学校があるのはセルジーで、
周囲にも複数の大学キャンパスが存在している街です。
先日も、セルジー市長主催の、大学を横断したInternational Studentsの
Welcome Partyが市の大学レストランでありました。

ちなみに大学レストランとは、
セルジーにある、大学関係者が自由に使える、
格安レストランのことで、
ESSECキャンパスのすぐ近くにあって、
ランチ3ユーロで、前菜、メイン、デザート、チーズ、ヨーグルト、パンなどを
自由に選ぶことができます。
味も美味しいし、安いし、見た目は大学のザ・食堂だけど、
なかなかおススメです。
ESSEC内のカフェテリアのランチだと、7ユーロで
メインとデザートとドリンクという感じ。

話がそれましたが、、、、

セルジーから、
パリ中心地の、オペラ地区まではRERという国鉄で40分～50分くらい。

40分くらいなら近いじゃん♪

と思ってました。
普段は寮に住んで、遊ぶ時だけパリへ。。。


しかしその考えは甘かった。
確かに40～50分あれば着くのですが。。。

朝や昼間は10～15分に一本電車がありますが、
夜になると30分に一本とか。
地下鉄から乗り換えて、
深夜12時にパリの駅で30分電車を待つ。

長い。

そして何より怖い。
いや、ほんとーに。

学校周辺や、寮の周辺の湖の辺りは本当にのどかな感じなのですが、
駅や電車内があまり治安がよくないみたいで。
朝や昼間は大丈夫ですが、
夜はだいぶ怖いです。
（怖い理由は、多少の偏見があるので書かないですが、
事実治安に影響しているのは確かみたいです）

そして駅から寮までも、歩いて15分～20分くらいかかりますが、
公園の中は怖くて歩けない。
（強盗とかもたまにあるらしく、先日も教授が襲われたとか何とか）
タクシーもない。
しかも呼んでも来ない（！）。

その割に、パリでのイベントはけっこう多く。
ちょこちょこ友人に会いにいったり、
オペラを見に行ったり、
留学生たちとのディナーや飲み会的な集まりも、だいたいパリ。

そのため、遅くなるときはタクシーか、
私は何度かパリのホテルを予約していました。
パリのホテルは高いので、
そのたびに150、200とユーロがさよならしていきました。


そして私たちの門限は、もはや7時に早まっていました。
（最近は日が沈むのがだいぶ早いので）

そのうち、だんだんパリから遠ざかっていきました。

でもなんかもったいないし、

もっと気軽にパリを満喫したいし、
こちらに来て1ヶ月過ぎても未だに凱旋門ちゃんと見てなかったし、
ということで、後半はパリに住みたいなーと☆

元々、交換留学までしてやりたかったことは、
そういえばフランスに住むことではなく、
パリに住むことだったはずだ！と思いだし、
いそいそと家探し。

2ヶ月短期OKのアパートは少なく、高い。
エージェントを使っても、短期だと中も見れない。
それでもいくつか地域を見に行って、
気に入ったエリアで無事契約することができました。

まぁ簡単に言うと、
田舎暮らしが飽きてきただけという話もあります。
でも海外はどこでもしょうがないですが、
残念ながらESSECも治安の問題があるのは確かみたいです。

ちなみに、私が住んでいたESSECの寮ですが、
寮自体に不満はあまりなく、
こちらはこちらでとっても快適でした。

長くなってきたので寮については次の記事で書こうと思います。