2011年12月17日土曜日

Inside of Fuqua

考えてみれば、学校の中をまだ紹介していなかったので、ご紹介。


正面入り口

だだっ広い道が続きます。奥にはロースクールがあります。

正面玄関

教室。80名収容。全ての授業はレコーディングされる他、ネットで講演会も行えます。

Fuqua Policy

各国の旗が続くダイバーシティーを意識した渡り廊下

Japan Flag

各クラブの掲示板。ありすぎて訳分からん。

渡り廊下の先はFox Center

1年時のコアクラス時のチーム紹介

Fox Center 食堂などがあります。


PC Lab operate 24 hours

Personal Locker

チームフクアを語る上で欠かせないチームルーム。60部屋あります。

Sports Facility

最近、KBSの仲間から、MBAじゃなくて、NBA留学したんじゃないかとヤジを飛ばされています(笑)なので、今日は更にそれをあおってやろうと思っています。

デューク大学はその広大な土地に、East CampusとWest Campusの2つが存在します。ビジネススクールのFuquaはメインキャンパスのWestです。その両キャンパスにでかいジムがあるのですが、僕は、人里離れたイーストキャンパスのジムで基本的に汗を流します。


イーストキャンパス入り口

テニスコートは10面

ジム入り口(白い建物)

バスケットボールコートはフルコートが2面


ごらんのように、とてもきれいな施設です。朝早い誰もいないコートでシューティングをしてから授業に向かう、、、大変贅沢な毎日を過ごしていました(笑)

ジムで、運命的にコーチKと出会って、MBA生がNBAに行くという道が開ける期待を寄せていましたが、全くそんなことはおきませんでした。ま、そうはいうものの、勉強や、チームミーティングで、忙しく、ストレスがたまりそうな環境の中、心技体を高めてくれる充実した運動施設は、この学校の一つの売りでもあります。

ジム内には、ごらんのような施設の他、プールやスカッシュコート、ロッククライミングや、ウェイトなどが有り、毎晩深夜12:00まで営業しています。




2011年12月10日土曜日

卒業


昨日は、卒業式?解散式?でした。
とはいっても、まだ授業全部終わってないし、来週から試験ウィークだし。。

なんでも、みんなが集まれそうな時間がなかったので、前倒しでやったとのこと。。。
アメリカっぽいというか。

これから真剣勝負の授業が残ってるのに、気分が壊れてしまう。。
全く感慨に浸る訳でもなく、ちゃっちゃと終わってしまった卒業式でした。


Drivers License


先日、免許を取得しました。

Dukeに来て、車の生活になったのなら、是非免許も記念にとってみてはどうでしょう。IDの役目としては、大変重宝します。

旅行なんかに出ても、空港では必ずIDの提示が求められます。正直パスポートはかさばるし、持ちたくないなーと思い、国際学生証を持って行ったのですが、アルコールの年齢確認ぐらいのレベルはacceptableであっても、空港のセキュリティレベルは受け付けてくれませんでした。

免許一枚有れば、色々と生活の面で役立つはずです。

ちなみに、試験は、視力テストを兼ねての標識テスト、コンピューターテスト、実技試験の三項目あります。

なかなか英語で試験官とやり取りするのは面白かったです。

試験勉強に関しては、日本人Duke MBAの公式サイト内のブログに、ためになる情報が載っていますので、それをチェックして行けば、一夜漬けでも試験に受かるはずです。




銀行口座


さて、ここでの生活もゴールが見えてきました。授業は今週で終わり。来週からは試験ウィークに入ります。改めて気を引き締めなくては。。

今日は銀行口座のお話。
Duke生は特にですが、現地で銀行口座を作りましょう。Wachovia(WellsFargo)、Suntrast、バンカメの三銀行がデューク近辺には存在します。

銀行口座を開設する理由は主に3つ。

1. ガソリンスタンド用
理由はよくわかりませんが、日本発行のクレジットカードはUSのガソリンスタンドでは基本的に使えないのがよくあるようです。ShellとかMobilといったインターナショナルなスタンドは可能ですが。。。こちらにはそんなメジャースタンドは数少なく、たくさんあるスタンドのほとんどは、地元企業のブランドです。よって、銀行口座を持ち、写真にあるようなキャッシュカード兼デビットカードを持たないと、毎回の給油の際、レジで現金で支払するという、超めんどくさいことになります。

何より、毎日車の生活ですので、給油回数も日本にいるときに比べれば、数多いです(笑)

2. 教科書代等、学校関係の支払
こちらの学生証は、ツケの役割を兼ねています。つまり、学校の教科者やご飯、ドリンクなどはみんな学生証で購入でき、ツケにして月末にまとめてオンラインで支払うのです。
ご飯やドリンクはクレジットカードでも支払可能ですが、学校の教科書だけは、学生証のツケ機能でなければ購入できません。そして、この月末のオンライン支払の際、アメリカの口座を持っていると、大変スムーズです。

3. 小切手の便利さ
誰かに借金があるとき、金額が大きい場合は手持ちよりも、小切手の方がスマートです。


開設自体は超簡単で20分もあれば終わります。パスポートに、VISA関係の書類を持って行けば、すぐに作ってくれます。自宅に近い銀行を選ぶのがよいかと思います。















2011年12月8日木曜日

32°F

さて、32℉とはセ氏度でいうと何度でしょう?
正解は丁度0℃。

今年のシカゴはこれまでのところ名物の風が吹き荒れることも少なくて、事前に聞いていたよりはずっと過ごしやすかったのですが、氷点下になるとさすがに風が無くても外にいるのは厳しくなってきます。
で、寒さに慣れてない異邦人はこんな格好に。
本当はこれにフードをかぶって目だけ露出。
耳と顔が冷た痛いってのもあるんですが、空気が乾燥していているので喉を守る意味もあってこんな格好で街中を徘徊しています。
シカゴアン(シカゴっ子のことをこう呼ぶ)でそこまで守りを固めている人は見たことありませんが、帽子と耳あてで冬仕様の人が増えました。

シカゴはこれからが冬本番ですが、交換留学生はその前にシカゴを離れます。
一番良い季節である夏から始まって、気持ちのよい秋、そして本格的な冬が始まるちょっと前に離れるという良いとこ取りのシカゴ滞在でした。

2011年12月7日水曜日

髪の毛

こんにちは。

みなさん元気ですか?

最近はというと、試験週間(論文だけ)とかNFL見に行ったりオバマのおうちを見に行ったりといろいろありました。


でも個人的に髪の毛の話しの方が重要だとおもうんですよ。

てな訳で行ってみよう!


アメリカに来て困ったことは髪の毛です。

たぶん男性も困っていたと思います。

髪の毛は普通にしてると伸びちゃう。

どこで切ろう・・・・?

歩いているとある美容院を覗いてみる。




ん??
床屋ですか?

でも一応美容院って書いてあるしなぁ・・・・

みたいなのがいっぱいあります。
また、人種によって髪の性質も違うので、髪を切ってもらうにはアジア系の人の方がいいのではないかと思います。

黒人のやっている美容院は黒人が行くお店だったりするので!


続いて話したいことは

女性は
日本からシャンプーリンス持ってきた方がいいですよ!


野放し系ロングと名付けられたヘアスタイルを持っているRNさんの髪はもう死にそうです。
枕に擦れて、静電気にいじめられてとにかく死にそう。

そういえばロンドンに留学したときも里帰りの度にシャンプーリンス買って帰ってました。
何時も使っているようなLUXにしたってもなんだかダメなんですよね。

いくら東京は汚いとはいえ、軟水だし、空気も湿気が多いとお肌、髪にはまだましな環境です!!

2011年12月1日木曜日

Conversation with CONDOREEZZA RICE

Chicago Boothのtamです。

ちょっと前の話ですが、全体メールで下のような講演の案内が送られてきました。
講演会の案内はKBSよりも頻繁に回ってくるため、「またかー、それにしてもCondoleezzaってどういう意味の単語だっけ?」などとぼんやり眺めていたのですが、「former U.S. Secretary of State」というのを見て、「な、な、なんと、ライス元国務長官じゃないですか!」とビックリ!


さらに、ライスさんの写真の横のおじさんはインタビュー役を務めるシカゴ大学の教授なんだなーと眺めていたら、「former U.S. Treasury Secretary」というのを見て、「げげげ、ポールソン元財務長官じゃないですか!」と二度ビックリ!
(ポールソン元財務長官は現在シカゴ大学ハリススクール(公共政策大学院)の上席研究員)

これは是非とも拝みに行かねば、と講演の内容を期待するよりも有名人を一目見ようというミーハー根性丸出しで当日に備えていたのですが、当日になって、「都合により延期になりました」とのメール連絡。
がっかりです。
まあ、ビッグネーム二名だから仕方が無いっちゃ仕方が無いけど、自分はともかく将来を嘱望される若い学生たちのために万難を排して来て欲しかったです。

まあ、ともかく残念ながらお目にかかることは出来なかったのですが、こんなビッグネームの話を聞く機会に恵まれるのもBoothの魅力の一つですね。

ちなみに、今学期のその他のビッグネームではロバート・フォーゲル教授(ノーベル経済学賞受賞者、Booth School of Business教授)の講演がありましたが、これは案内のメールに気付いた時には既に申込が締め切られていたというほどの競争率。
ライスさんの講演は先着順だったのですが、実現していたら長蛇の列だったんだろうなー。

2011年11月29日火曜日

903



先日、Michigan Stとの試合で、ついにデュークのバスケットボール部ヘッドコーチのコーチKが、ディビジョン1での最高勝利数903勝にたどり着きました。ボブナイトの持つ、記録を破り、ナンバーワンです。

デュークでは、コーチKをもじった、903 KOUNTING T-shirtsが試合中無料で配られたり、翌日には店頭で一斉に販売されたりと、903一色です。

もちろん、僕もGET(笑)



International Business Club



Dukeには様々なクラブが存在しています。アメリカのビジネススクールに来て驚いた一つが、このクラブ活動の力の入れ具合。以前、Kelloggの西川さんも書いてましたが、同様にDukeもファイナンスクラブや環境系のクラブといった専門的なクラブから、ダイバーシティー系のクラブ、はたまた、僕が以前postしたバスケットボールクラブといったスポーツ系等、たくさんありすぎて訳が分かりません。

とりわけ、スポーツ系以外のクラブは、企業や学校から寄付金をもらって、組織だって運営されており、縦横のつながりも強く、より就職を意識した課外活動のような気がします。例えば、クラブの部長も、ここではPresidentと呼称し、皆レジュメに堂々と記載し、アピールします。

さて、この度、僕が参加しているダイバーシティー系のクラブ、International Business Club(通称:IBC)では、パーティーを企画することになりました。題して、ジャパニーズラーメンパーティ。こういうパーティーを月に2回程企画するようで、先日はコリアンパーティーでした。

しかも、なぜか開催場所がうち。そして、料理人俺。

いいじゃないですか、見せつけてやりましょう。日本のラーメン。だけど、ラーメンを一気に作るのは難しいので、カレーも提案してやりました。いくぜ、バーモント。

あ、NCは田舎でもちゃんとバーモントカレーも、ジャワカレーも手に入ります(笑)


しかし、クラブの総勢214名だそうですか、何人くるんだろう。どんなに入っても20人が限界でしょ、うちは。相談したら、ま、何とかなるから心配しないでって。

アバウトだなあ、アメリカは。

しかし、よい思い出作りができることは間違いなさそうです。来年行かれる方は、是非IBCへの参加をお勧めします。(来年のcabinetには日本人女性が一名いますのでこの点も安心!)

IBCに限らず、課外活動への参加は、ネットワーク作りにおいて非常に重宝しますのでぜひとも参加を!




2011年11月23日水曜日

ESSEC-でも寮は快適だった。

先日お引っ越しの理由を書きましたが、
寮は寮でとても快適だったので、忘れないうちに書いておきます。

と書いていたのにUPするのを忘れていました。

DDやIPの学生が使えるESSECの寮は全部で3つですが、
キャンパスに一番近い、Residence du Portがおススメです。

家賃は一番高いですが、
新しいのでキレイだし、
学校までも歩いて10分で行けるし、
寮の中にもStudy RoomやSport Roomなどが充実していて、
楽しい寮ライフを満喫できると思います。
エントランス


中庭 

 Residence Du Portには売店はないですが、自販があります。
他の寮には売店があるところもあるみたいです。
でも寮の隣がApartment Hotelで、1階に売店があるので、
ちょっとしたものならそこで購入できました。

 ランドリースペース

乾燥機もちゃんと。1回洗濯&乾燥で4ユーロ也。

 Study Roomその①
 Study Roomその②
ここでグループワークなどやっている学生もたくさん見かけました。

マルチメディアルーム 

他に、簡単なランニングマシンなどが置いてあるスポーツルームもありました。
(一度も利用してないけど)

お部屋はこんな感じで、最初はガランと何もなし。

他に、食事用のテーブルとイスのセットがありました。


キッチンもそこそこスペースがあります。
でも電子レンジはナシ。
でも少し広いカップル用の部屋を借りると、電子レンジとテレビも付いているみたいです。


写真が見当たりませんが、
他にシャワー・トイレスペースと洗面スペース。
洗面も独立していて、
日本のバストイレ洗面がセットのユニットバスなんかより、よっぽど快適です。


でも何もないので、
着いた初日にこれだとツライのですが、
事前にWelcome Kitというものをオーダーしておくと(確か100ユーロくらい)
シーツや毛布、タオルやお鍋やフライパン、簡単なお皿やシルバーのセットを
用意しておいてもらうことができます。
(ちなみに全部イケア製です。部屋にある家具も恐らく全部イケアです)

広さは一人なら十分快適に暮らせます。20平米以上はあると思います。
こんなに広いのになんでベッドがシングルなんだろうと謎でしたが。


改造に改造を重ねて?、最終的には私のお部屋はこんな感じでした。




どうせ4ヶ月しかいないけど、
毎日いるのに居心地が悪いとかあまりに殺風景なのは淋しいので、
お手頃なカーテン買って、
カーテンホルダーもなく、釘も打てないのに、
根性でホルダーも設置しました。
(人間やればなんとかなるものです)

寮に友人が増えてくると、
部屋でお料理作って、みんなで持ち寄ってディナーパーティしたり、
近くのPortにあるレストランに食事に行ったり、
ハタマタ連夜ワインボトルを開けたりと、
それはそれで楽しい毎日。

交換留学生に限らず、ESSECの他のコースの学生たちと仲良くなれたり、
ちょっと、飲まない?ご飯、一緒に食べない?と
気軽に集まれるのは寮の楽しいところだと思います。
(さすがにフランスを選ぶだけあって、全般的にワイン好きが多い気がします)



それから、フランス人の学生もたくさん住んでいるので、
何かあった時にすぐ頼れるというのは、
住み始めたばかりでフランス語がろくにできない私にはとても心強いものでした。

タクシーの予約の電話を代わりにかけてもらったり、
VISA関係のフランス語でしか書かれていない書類を読んでもらったり、、、
ESSECの学生しか住んでいない寮なので、
ロビーなどで偶然会った学生もみんな親切。
そういう面では、寮はとても安心。
管理人さんもいるので、何か壊れたとかもすぐ対応してくれる。

一度意味不明にトイレの水だけ貯まらなくなったことがありました。
キッチンや洗面、シャワーは使えるのに。。。
でもまぁ次の日には直りましたし、
セキュリティもかなりしっかりしていました。
(寮にも、オートロック2コは最低通らないと入れません)

他に、パリの学生は、
留学生でも住宅補助を受けることができるのですが、
そういった手続きも学校の寮を管轄しているALEGESSECがしてくれます。

パリに住むということは、なんでも自分でやらなくちゃいけないし、
特に、逆に通学が大変になるということなので、
週4回とか、5回とか、6科目7科目とか、
授業を詰め込んでみっちり勉強したい人は絶対寮に住んだ方がいいと思います。

でもパリライフも満喫しつつ、
勉強も、、、という私のような欲張りな(甘い?)人間は、
パリに住んだ方が楽しめるかなーと思います。

ESSECの、正規MBA生の多くは寮に住んでいるみたいです。
やっぱりKBSの1年生の1学期、2学期みたいなタフさを要求されているので、
通学は楽な方がいいですよね。

交換留学生は、半分以上がパリに住んでいる気がします。
DDの学生もパリに住んでいる人もいます。
交換留学生は、授業数や時間を比較的自由にコントロールできるので、
1日に集中させてしまったり、午後の授業を多くしたりすれば、
そこまで負担にならずに通学できるので、
恐らく多くがパリに住んでいるのではないかな。


長くなりましたが、
寮→パリアパートに変更した理由と、
寮がいかに楽しかったかのお話は以上です。

来年以降も、DDがあるESSECに行かれる方は多いはずと思ったので、
参考になればと思い、詳しく書いてみました。

ESSECへの留学が決まって、
土地勘もなかった私は、
そもそもパリに住むという選択肢があることすら全く考えなかったので、
学校から提案されるがまま寮に住んでしまいましたが、
(過去の日本からのIP生もほとんど寮に住んでいたみたいです)
実際のところはこんな感じなので、
これからESSECに行く方は、
両方のオプションを考えてみるのがいいんじゃないかなと思います。


2011年11月22日火曜日

Honor Code

オナーコードは、デュークのビジネススクールにとって、極めて重要かつ神聖なものです。

Honor Code。
簡単にいってしまうと、学内規則の意味であり、チーティングはだめよとか、個人アサイメントは絶対に個人でやること、といった至極当たり前の規則集です。

私も、最初こちらの日本人学生からデュークのオナーコードに対する厳しさを聞かされました。しかしながら、本日、同じエクスチェンジの仲間が、これに違反したということで、学内裁判にかけられるという連絡が、全校生徒に来ました。

どうやって見つかるのかよくわかりませんが、たまにこのオナーコード違反が見つかり、退学者や、単位を落とす人が出て、その度に全校生徒に学内裁判の詳細がメールされます。

例えば、個人アサイメントが課されたとします。テーマが、どうしても思いつかなかったり、課されたテーマがよくわからなかったり。。。エクスチェンジ故に、デュークの仕組もよくわかりません。そこで、誰か友人にテーマの相談に行ったとする、、、

実はこれもオナーコード違反に入ります。あくまで、個人アサイメントは個人で最初から最後まで完結しなければなりません。相談するなら、教授本人です。

こういったオナーコードは授業ごとに明確に定められ、それこそ長く、読みにくい文章で、最初の授業で配られるハンドアウトに記載されています。確かに、よく読めば明確です。アメリカの契約社会を垣間みた感じがします。

学内ルールは基本的にはKBSと一緒でしょうが、日本の感覚と若干違っている部分もあります。悪気は無くても、それがオナーコード違反になる可能性もあります。注意が必要です。

Power & Politics

2学期でもう一つ選択したのは、Power and Politicsです。エクスチェンジでの通称はピーエーピー、こちらの日本人間では、通称パワポリと呼ばれています。

授業内容は、要は企業内外において戦うためのパワーや権力の重要性をアカデミックの観点で理解するということです。

この科目の特徴は、

①エクササイズが多い
机にかじりついて勉強するよりも、写真のようにエクササイズを通して、体で同分野を学んで行きます。

②キンバリー先生が美人
これは本当です。これも一つのやる気になります。私にとって、とても重要です。

③負荷が低い
人によって意見は異なるかもしれませんが、総じてここまで選択した授業の中で一番負荷が低い気がします。来年行かれる方で、もし、授業の負荷が気になるようでしたら、一つの参考になるかと思いますので、一応この点も記載しておきます。


もう少し、どんな授業かを紹介すると、、、

この間は、1年時、高木先生の授業でやった「12人の怒れる男」を見ました。あの映画では、一人の建築家が、裁判において少年の死刑に一人反対しますよね。これに対し、最初は11人の死刑執行を求めていた人間がいた訳ですが、皆、だんだんと意見を変えていく。その課程で建築家はパワーをどんどん蓄え、最終的に死刑賛成だった大多数を死刑反対に翻すわけです。

じゃあ、建築家はどこで、どうやってパワーを得られたのか、その根底にあるものは何か?じゃあ、経営の場だったら、どういったシチュエーションが考えられるか?などなど、皆で議論をして行くという、、こんな感じです。


また今日は、写真のようなエクササイズをしました。これは、タワービルディングエクササイズというものです。

まず、4人一組の建築業者となります。一人がマネージャー役(権力者)、三人が建築役を行います。この三人は、目隠しをし、利き手ではない方の手をつかって、ジェンガのようなブロックをひたすら積み上げて行きます。マネージャーの役目は、彼らが積み上げをたくさん出来るように、戦略を立てたり、声を出して指示をして行く役目です。

なかなかこれがうまくいかない。とりわけ、ダイバーシティーで構成されたチームですから、コミュニケーションもまた難しいもの。我がチームが心がけたのは、極めてシンプルな指示出しと、声の掛け合いでした。

最終的に我々のグループが建築業者の中で一番多くを積み上げ、一位となり、クラスの中でも権力者となりました。結構バクッとした授業なのですが、要は、権力者となる=パワーを得る、というグループの特徴は、

①ルールを理解しておく
②戦略が明確である
③チーム内の方針がグループの中で理解されている

ってな感じのことを言いたかったのではないかと思います。

当たり前っちゃあ、当たり前ですが。結局そんなところなのかな、と。

来年の参考までに。

2011年11月19日土曜日

Human Assets and Leadership Management


2学期は、就職関連で忙しくなることを見越して、2科目を選択しました。一つが、このHuman Assets and Leadership Managementであり、おそらく、全ての授業を通して、一番エキサイティングな授業になると予想しています。

教授は、Prof. Joe。彼は、元Armyです。その血気盛んな授業運びは、今までになかったものであり、1番最初の授業では、緊張すら感じました。それもあってか、ドロップした人も多数。しかし、人気の授業であり、なんと一コマしか枠数がない、限られた授業のため、ドロップ後もその空いた枠数に、waitlistedの人たちがどんどん入ってくるという。。。実際、僕もその一人で、運良く入れました。

Army気質か、授業への準備は超徹底しており、生徒は自分のレジュメを授業開始前に教授に提出しなくてはいけません。教授は、我々のバックグラウンドを徹底に頭に叩き込み、授業に臨みます。毎回の授業に対する生徒へのrequirementも相当高く、ハードです。

しかし、チームフクアのポリシーのもと結成された今回のチームは、最高の一言につきます。リーダーのNeilは、Armyのスポンサーで来ており、チームを一つの部隊として考え、最高のリーダーシップを発揮、学ぶ所が非常に多いです。今回は、6人のチームのうち、半分が、ネイティブ、残りが、インド、中国、日本の僕といったチームです。

授業は、リーダーシップとマネジメントの違いを始め、人的資産をどうやって活かすか、その評価方法はどうあるべきか?などなど多岐に渡ります。正解があるわけではないので、またこれも難しいのですが、脳に汗かきやっています。

Joeのネットワークは広いので、毎回、企業幹部や人事スペシャリストなどがゲストとして登場し、希望者はランチもできます。こないだは、P&Gのトップがいきなりやってきて、みんなびっくりしてましたが。。。

また、Joeの理念として、reflectionを大事にしており、バックグラウンドの違う仲間で、毎回復習しあい、それをチームとして次の授業で発表することを求められます。

結果、当然ですがチームアサイメントが、相当課されますが、このチームならやっていけると確信しています。各々が、互いを尊重し、一方で、絶対に足を引っ張る訳にはいかないという緊張感がチームを支配しています。

ファイナルプロジェクトは、スターバックスを取りあげ、スターバックスの人的管理に言及する予定です。僕もスターバックスコーヒージャパンの事例を出さなくてはなりません。内輪ネタで恐縮ですが、アメリカでも銀河系軍団を作れることに嬉しさと運命的なものを感じずにはいられません。



Back to Durham



ダーラムもすっかり秋になりました。ここ数週間、就職関連で色々飛び回っていたため、ずっと更新が出来ずにいましたが、ようやく落ちついてきましたので、また書き綴って行きたいと思います。

NYやボストンといった大都市から帰ってきて思うことは、このNCが、僕にとって最高に居心地のよい場所であるということです。

空港に降り立ち外に出た瞬間、気候も相成って、暖かな空気を感じると、まずはようやく自分の場所に帰ってきたということを実感します。そして、自分の車に乗り込み、ハイウェイを走らせれば、自然が満載。空港から家に帰るまでの道のりが、結構リフレッシュタイムだったりします。

気候も暖か。たまに冷え込む時もありますが、この時期でも平気で20度を超えます。
まだ、ハーフパンツでも十分やっていけます。さすがに上がTシャツだとキツいかもしれませんが。。。

確かに、ここはKBS提携校の中でも、Kelloggと一二を争う田舎?でしょうが(笑)Duke付近からは、車で30分程度で空港につきますし、飛行機の便数も朝からたくさん有りますので、正直交通面で不便さを感じたことは有りません。

ただ正直、車の有る無しで大分この状況は変わると理解します。
来年のIP生のためにも、きちんとした情報を書かせていただくのであれば、やはり、車の運転をアメリカですることに抵抗が無い方がDukeにはおすすめかと思います。

僕も国際免許だけではなく、記念の意味でアメリカの免許を取得予定で、先日試験をパスしてきました。その経験則からいっても、運転自体は、道路も広いですし、標識も分かり易いので、難しいことは全くありません。


さて、いよいよこちらでは2学期が本格的に始動しています。IP生活も残す所僅かですが、授業や学校生活などを思いっきり楽しみたいと思います。











2011年11月10日木曜日

NYでの生活について

中間試験が終ったと思えば、すぐにハロウィン、そして11月になりました。
今回は改めてNYの生活について書きます。

平日:
私の場合は、月曜ー木曜日は基本的には授業です。
ただ、火曜日と水曜日は午前中で授業が終るので、出かけることはできます。

娯楽について
平日;
レストラン
日本よりも幅が広いと思います。何系が多い、とは言いがたいですが、フレンチは東京より少ない印象を受けます。
味は基本的に食べられないようなものが、出てきた事はないです。人気のあるお店に行けば外すことはないです。

ショッピング
徒歩でSOHOに行けるのは、魅力の一つ。寒いNYですが、服で困る事はないでしょう。有名なインターナショナルブランドは
殆ど手に入ると思います(ただし、日本法人が独立しているブランドはサイズやデザイン面で日本人向けかもしれません)
その他、五番街やミッドタウンのデパートにも地下鉄で15分程度で行けるので、NYの醍醐味の一つとなるでしょう


ミュージカル
日にちによりますが、平日ならNYUの学割で安価で見る事ができます。地下鉄で15分程度で行けます。
生バンドが演奏しているので、音楽が好きな方にもおすすめです。


クラシック
ニューヨークフィルハーモニーを学割で見る事ができます。

ライブ
NYは小さなライブハウスが多いので、著名アーティストを近くで見る事ができます。
ただし、チケットはかなりの争奪戦となり、競争が激しいです。ジャズハウスも
多く、ブルーノートやビレッジバンガードは徒歩圏内です。
足を伸ばせばブルックリンやハーレムにも行けます。

スポーツ
私はあまり興味がありませんでしたが、ヤンキーススタジアムがあります。
またテニスのUS Openも開催されていました。いずれも冬はシーズンオフなので、
早めに行く事をおすすめします。


週末;
金曜ー日曜日は大きな課題がない限り、近隣都市に出かけます。
ワシントン、ボストン(バスで4時間程度)
ハートフォード、ニューヘイブン、フィラデルフィア(バスで2時間程度)
のロケーションなので週末にバスでかなり色々な都市にいけます。
交通機関のハブとしてもNYは良いロケーションだと思います。

このような生活なので9月以降はNYで過ごす週末はかなり減りました。
こんな感じで毎日が進んでいます。

2011年11月8日火曜日

Evanston&ご近所での生活

中間テストが終わった後、そのままNYに行って帰ってきたと思ったら既に11月7日...
久々の更新です。

さて、現在住んでいるアパートは駅のすぐ目の前ということもあり、小さなグローサリーショップやレストランなどがいくつか(ほんとに少ないけど)あります。で、それぞれ意外と個性的でオモシロイ店が多いんです。今日は行きつけのコーヒーショップを。



























近所(というか同じアパート建屋)にあるコーヒーショップ。休日や朝学校に行く前に立ち寄ってます。アメリカのコーヒーというと、スタバやダンキンといったイメージが強い中、オーダー後に豆を挽いて淹れてくれる貴重なカフェ。ここのマフィンも甘くなくてうまい。

スタッフはみんなフレンドリー。ちょくちょく通っていることもあって、下らない話をして盛り上がったりしてます。ブログ用に写真撮らせてーとお願いしたら、こんな感じ。



Emily。月曜の朝に行くと必ず「I'm so tired...」という典型的な週末人間。オーダーをすぐ忘れるので、必ず2回繰り返します。で、3分経つと今度は「えーと、サイズはラージだっけ?」と再び聞かれます。いつものことなので、「Small please」と答えます





















内装はアメリカらしいテイスト。朝は出勤前のサラリーマンが立ち寄り、午後は近所の奥様方が集まり談笑。夕方は学生がグループワークをやったりと、人がひっきりなしに訪れてます。こっちにきてから更にCoffee addict になっている自分にとっては、なくてはならない店です。オーダーは繰り返さなきゃならないですけど。