先日お引っ越しの理由を書きましたが、
寮は寮でとても快適だったので、忘れないうちに書いておきます。
と書いていたのにUPするのを忘れていました。
DDやIPの学生が使えるESSECの寮は全部で3つですが、
キャンパスに一番近い、Residence du Portがおススメです。
家賃は一番高いですが、
新しいのでキレイだし、
学校までも歩いて10分で行けるし、
寮の中にもStudy RoomやSport Roomなどが充実していて、
楽しい寮ライフを満喫できると思います。
エントランス
中庭
Residence Du Portには売店はないですが、自販があります。
他の寮には売店があるところもあるみたいです。
でも寮の隣がApartment Hotelで、1階に売店があるので、
ちょっとしたものならそこで購入できました。
ランドリースペース
乾燥機もちゃんと。1回洗濯&乾燥で4ユーロ也。
Study Roomその①
Study Roomその②
ここでグループワークなどやっている学生もたくさん見かけました。
マルチメディアルーム
他に、簡単なランニングマシンなどが置いてあるスポーツルームもありました。
(一度も利用してないけど)
お部屋はこんな感じで、最初はガランと何もなし。
他に、食事用のテーブルとイスのセットがありました。
キッチンもそこそこスペースがあります。
でも電子レンジはナシ。
でも少し広いカップル用の部屋を借りると、電子レンジとテレビも付いているみたいです。
他にシャワー・トイレスペースと洗面スペース。
洗面も独立していて、
日本のバストイレ洗面がセットのユニットバスなんかより、よっぽど快適です。
でも何もないので、
着いた初日にこれだとツライのですが、
事前にWelcome Kitというものをオーダーしておくと(確か100ユーロくらい)
シーツや毛布、タオルやお鍋やフライパン、簡単なお皿やシルバーのセットを
用意しておいてもらうことができます。
(ちなみに全部イケア製です。部屋にある家具も恐らく全部イケアです)
広さは一人なら十分快適に暮らせます。20平米以上はあると思います。
こんなに広いのになんでベッドがシングルなんだろうと謎でしたが。
改造に改造を重ねて?、最終的には私のお部屋はこんな感じでした。
どうせ4ヶ月しかいないけど、
毎日いるのに居心地が悪いとかあまりに殺風景なのは淋しいので、
お手頃なカーテン買って、
カーテンホルダーもなく、釘も打てないのに、
根性でホルダーも設置しました。
(人間やればなんとかなるものです)
寮に友人が増えてくると、
部屋でお料理作って、みんなで持ち寄ってディナーパーティしたり、
近くのPortにあるレストランに食事に行ったり、
ハタマタ連夜ワインボトルを開けたりと、
それはそれで楽しい毎日。
交換留学生に限らず、ESSECの他のコースの学生たちと仲良くなれたり、
ちょっと、飲まない?ご飯、一緒に食べない?と
気軽に集まれるのは寮の楽しいところだと思います。
(さすがにフランスを選ぶだけあって、全般的にワイン好きが多い気がします)
それから、フランス人の学生もたくさん住んでいるので、
何かあった時にすぐ頼れるというのは、
住み始めたばかりでフランス語がろくにできない私にはとても心強いものでした。
タクシーの予約の電話を代わりにかけてもらったり、
VISA関係のフランス語でしか書かれていない書類を読んでもらったり、、、
ESSECの学生しか住んでいない寮なので、
ロビーなどで偶然会った学生もみんな親切。
そういう面では、寮はとても安心。
管理人さんもいるので、何か壊れたとかもすぐ対応してくれる。
一度意味不明にトイレの水だけ貯まらなくなったことがありました。
キッチンや洗面、シャワーは使えるのに。。。
でもまぁ次の日には直りましたし、
セキュリティもかなりしっかりしていました。
(寮にも、オートロック2コは最低通らないと入れません)
他に、パリの学生は、
留学生でも住宅補助を受けることができるのですが、
そういった手続きも学校の寮を管轄しているALEGESSECがしてくれます。
パリに住むということは、なんでも自分でやらなくちゃいけないし、
特に、逆に通学が大変になるということなので、
週4回とか、5回とか、6科目7科目とか、
授業を詰め込んでみっちり勉強したい人は絶対寮に住んだ方がいいと思います。
でもパリライフも満喫しつつ、
勉強も、、、という私のような欲張りな(甘い?)人間は、
パリに住んだ方が楽しめるかなーと思います。
ESSECの、正規MBA生の多くは寮に住んでいるみたいです。
やっぱりKBSの1年生の1学期、2学期みたいなタフさを要求されているので、
通学は楽な方がいいですよね。
交換留学生は、半分以上がパリに住んでいる気がします。
DDの学生もパリに住んでいる人もいます。
交換留学生は、授業数や時間を比較的自由にコントロールできるので、
1日に集中させてしまったり、午後の授業を多くしたりすれば、
そこまで負担にならずに通学できるので、
恐らく多くがパリに住んでいるのではないかな。
長くなりましたが、
寮→パリアパートに変更した理由と、
寮がいかに楽しかったかのお話は以上です。
来年以降も、DDがあるESSECに行かれる方は多いはずと思ったので、
参考になればと思い、詳しく書いてみました。
ESSECへの留学が決まって、
土地勘もなかった私は、
そもそもパリに住むという選択肢があることすら全く考えなかったので、
学校から提案されるがまま寮に住んでしまいましたが、
(過去の日本からのIP生もほとんど寮に住んでいたみたいです)
実際のところはこんな感じなので、
これからESSECに行く方は、
両方のオプションを考えてみるのがいいんじゃないかなと思います。