2011年10月10日月曜日

Kelloggでの学生生活③


Chicagoは大分秋らしくなり、キャンパス内の景色も紅葉が綺麗です。
さて、今回はKelloggでのクラブ活動について。




Kelloggでは学生が主体となって運営されているクラブが多く存在し、学生がリーダーシップを発揮する場として多くの機会を提供しています。その数はFull-time学生のものだけでも110あり、Part-timeやExective,JV(Joint Ventures; Kellogg学生の家族をJVと呼び、様々な学事に参加出来る資格を持っています)のものも含めるとその数は200にも及びます。内容は、趣味や娯楽を共に楽しむカルチャークラブのようなものから、自分のキャリアに直結する分野についての勉強会や外部スピーカーを招いての講演会を積極的に行うプロフェッショナルクラブまで、内容は様々です。下の写真は、Ski & Snowboard Clubが主催したTG。





プロフェッショナルクラブについては、Finance, Marketing, Leadershipなど、MBAでの授業のタイトルそのままの、業界や分野に特化したクラブで、メンバーもその業界バックグラウンドを持っている、もしくは卒業後のキャリアとしてその業界を目指している学生で構成されています。教授や学事とも密接に活動しているクラブが多く、Trekと呼ばれるビジネストリップでは企業訪問や企業との共同研究を行うなど、内容もかなり本格的。企業スポンサーが入っているところが多く、就職におけるネットワーキングの意味合いが強く含まれているようです。


学生はその中から2~3団体、多い学生だと5~6団体のクラブに所属して、自分のプランに合わせてDirectorに立候補したり、ネットワーキングに勤しんだりしています。またいくつかのクラブが合同でイベントを行うことも珍しくなく、クラブ同士の繋がりも非常に盛んです。


なぜこれほどまでにクラブ活動が盛んなのかについて、1年生や2年生の友人に話をきましたが、「クラスでの勉強以外でも主体的に様々な経験を積むことが自分の人間力を高める上でも有効」、「自分の得意分野でのリーダーシップスキルを磨きたい」、「志望業界に対する情報収拾やキーパーソンとのネットワーク構築など、就職活動に有利」、「単純に○○が好き!」、「今まで触れたことのない、全く違う世界に飛び込んでみたい」など様々です。でも共通しているのは、「ネットワーキング」と「チャレンジ」というキーワード。様々な人や活動と繋がることに本当に精力を割いている感覚。ビジネスでも生活でも、人と繋がる事と、繋がりから新たなものを生み出そうとする意識が、この活発なクラブ活動を支えているようです。あと、Kelloggは学部からも独立した大学院なので、「自分達でどんどん広げていかなければ」という意識が強いとも聞きました。


ちなみに、僕はEmerging Market Club, AMA(Asian Management Association)、あとなぜかbottom lineというアカペラクラブにも参加。これは遊びですが、Emerging Market Clubで活躍するには結構アウトプットも要求されるんで、これも授業と同じく頑張ります。
頑張り次第で様々な繋がりが持てるクラブ活動。来年Kelloggを目指すM34の方も、是非トライして欲しいです!


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