たいそうな話ではありません。
IP先として個別のスクール云々の前に、
ヨーロッパがいいかアメリカがいいか。
(アジアはちょっと除きます)
正直、自分が選んだ学校のことは、
最後は絶対好きになる気がするし、
自分の学校がいちばんよかったと思うハズだと思うのです。
どの学校にも名物教授や、名物授業はあるし、
いまどきダイバーシティを考えずに採用している学校もない。
そして、そもそもKBSと提携している学校はトップスクールばっかりだから、
モチベーションのあまりにも低い人とか、やる気のない教授とか、
そういないと思うのです。
多少の授業の負荷の違いや、グループワーク中心か個人ワーク中心かなどの
進め方の違いは多少あれど、
グループワーク大事!
ダイバーシティも大事!!!
勉強も遊びも全部やる!!!
とかって、どれも多分きっと大きな意味で違いはない。
そういう意味では、どこに行ってもきっとそう変わらない。
(グループワークを全く重視してなくて、
アメリカ人と中国人とインド人しかいなくって、
遊んでいればいいだけのMBAとか、
勉強しかしてないMBAって、多分ないと思う)
だから、こちらに来てみて思うのは、
みんなのブログを読んでいても思うのは、
これから何を考えて学校選びをしたらよいかと考えた時、
やっぱり一つは授業科目かなと。
その学校が、どの科目に力を入れているか、は
勉強する内容として大きな違いになると思います。
金融やりたいのに、
金融の基礎科目しかない学校ではやっぱりモノ足りない。
ESSECだったらやっぱりブランドマネジメントかなとか。
実際、ESSECではラグジュアリー系のブランドマネジメントの科目がたくさんあって、交換留学生にもそのいくつかの門戸が開かれています。
でももう一つ私にとって重要だったのが、
ヨーロッパかアメリカかという大陸とか国レベルの差。
何が問題かというと、英語力。
に関係する学生のマジョリティの問題。
もともとネイティブのように育ったヒトとか、
英語に全く問題がないヒトはまぁ正直どちらでも好きな方に行けば
いいと思います。
でも英語に必ずしも自信があるわけではないし、
そんな私がアメリカ行ったら大変だろうなーと。
IP先を考えていた時、
過去に何度か行った、コンサル会社のアメリカ研修の恐怖が頭を過ぎりました。
あのマジョリティがネイティブばかりの中に放り込まれる苦しい思いは、
できればもうあまりしたくないなーと。
つらかったなーと。笑。
だったら、ヨーロッパの方が、恐らくノンネイティブがマジョリティになるだろうから
多少気が楽なのではないかと目論み、
MBAと言えば、やっぱりアメリカが有名ですが、
私はあえてヨーロッパを選択してみました。
ずっと外資系企業いたんだから英語できるでしょ、大丈夫でしょ、
とかよく言われますが、、、
大ウソなのです。
外資系企業でも、お客さんが日本人だったら、日本語しか使いません。
英語を使わないと仕事にならなかった時期もありましたが、
純日本人である私にとって、
(楽しいところもあったのですが)
グループワークで絶対間違ったこと言っているアメリカ人に言い返せない・・・
チームミーティングで皆が何で笑ってるか分からない・・・
当時より確実に上達している(はず)とは言え、
思い出すとやっぱり3ヶ月も4ヶ月も行くことには躊躇してしまった。
ということで、選んだのがフランス。
ESSECでは、プログラムによりますが、
学生の90%以上が留学生というプログラムも。
教授陣も、半数近くがフランス以外の国籍なんだそうです。
アメリカだと、なんとなくですが70%以上はアメリカ人なんじゃないかなと。
(実際どんな感じなんでしょう?)
IPに行こうか迷っている人の中には私と同じように、
英語力を心配して、躊躇している方もいるんじゃないかなーと思いますが、
迷っているなら間違いなく行った方がいいと思います。
そしてちょっとでも心配なら、ヨーロッパがいいのではないかと。
アメリカだと、こちらが理解できなかった時、
「え、わかんないの?こんなに丁寧に説明してるのに?」
ていう感じですが、
(過去の経験の蓄積による、でもすっごい偏見です)
フランスだと、
「あれ、私の英語が悪かった?えーっとね。。。」
みたいな感じで説明し直してくれたり。
「ネイティブじゃないのはお互い様だよね」
ということでだいぶ気楽。
もちろん街中でフランス語ができなかった時は、
アメリカ人以上の仕打ちを受けることもありますが、
でもなぜか、フランス語はできなくても開き直れてしまう。笑
なんででしょ。
ま、あくまで精神的な意味で気楽、というだけで、
Nonネイティブの英語を聞くのは難しかったりもするし、
自分の意見を英語で言わなきゃいけないのは変わらない。
Nonネイティブの英語を聞くのは難しかったりもするし、
自分の意見を英語で言わなきゃいけないのは変わらない。
もちろんネームバリューや、取りたい授業の有無もあるし、
文化的な側面や、ブランドビジネスなど、
その国に興味があったというのは大前提ですが、
語学力の点も考えたのはよかったかなと思っています。
ゆっくりしゃべってくれるヒトも多いので聞きやすいなと。
ということで、フランス、
そんなところも(弱気な)私にはぴったりなのでした。
ESSECを選んだのはブランドマネージメントの授業を取りたいからだと思っていたけれど、そういう背景もあったのね。確かにアメリカ人は話しをしないと基本的にはそこにいないも同然。英語ができずに困っている人にもう少し配慮しようと思う先生は多くても生徒や一般人では非常に少ないことでしょう。かく言う私も例外ではないので、KBSで英語を話す時は英語人格にスイッチするらしく、最近はちゃんと周りの人のことも考えないと!とちょっと悩み中です。フランスで思いっきり楽しくおしゃべりして楽しい時間を過ごしてください。
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