2011年9月12日月曜日

Hyde Park Campus

Chicago BoothのTamです。

他大学は既に授業が始まっているようですが、Boothの授業開始は9月23日と遅いので、平日は語学学校に通い、週末はあちこち遊びに行っています。

今日はシカゴ大学のHyde parkキャンパスを散策して来ました。



日本の大学のように敷地が壁で囲われているのではなく、街の中にシカゴ大学の校舎が点在してキャンパスを形成しています。あまりにも大きいので全貌が把握できません。
旅行者がよく参考にする黄色い本によると、キャンパスの面積は約89万㎡で、243の建物から構成されているそうです。東京ドーム19個分みたいですがそう言われてもピンときません。日吉キャンパスが約33万㎡なので、それの3倍弱と考えれば「とにかくデカイ」ということは分かります。


そんな広大な敷地内にゴシックスタイルの建造物が優雅に並んでいます。
右の写真は一応門をくぐって入るThe Quadranglesと呼ばれるエリアの中なのですが、近所の人たちが自由に行き来しています。天気も良くて中庭には木陰で本を読む人がチラホラ。
 


地図を頼りに本屋を探しているとこんな建物に行きつきました。この中に本屋が?

入口が秘密めいた雰囲気を醸し出しています。
地下への階段を下りると、狭いスペースの中に高さが天井まである本棚が並んでいて、ものすごい量の本が詰め込まれています。見通しが利かないので本の迷路のような不思議な空間。
 




ビジネス関係の本は勿論、古事記の研究書なんていうレアな本もあります。
 

政治、経済、社会、文学とお堅い本がズラッと並んでいますが、マンガ本もありました。しかも日本のマンガの英訳本。アキラは分かるけど、よもやブッダが英訳されているとは。手塚先生はやはり偉大です。でも買う人いるのかな。
 

ちなみに、この本屋はシカゴ大学と提携していて教科書なんかも扱っているけど、The Seminary Co-op Bookstoresという独立した組織の本屋でした。


本屋を出て2階にあがる階段を上ると礼拝堂になっていました。ハリーポッターの世界みたいです。
 


こちらは我が学び舎となるBoothのHaper Centerです。トップビジネススクールらしく(?)近代的な建物ですが、その向かいには旧帝国ホテルを設計したことで日本でも有名な建築家フランク・ロイド・ライトのロビー邸があったりして、どこまでも歴史を感じさせる豪勢な雰囲気のキャンパスです。
 

残念ながらまだ学生証を貰えてないので、Haper Centerの中がどんなかは次回以降に。


周りは閑静な住宅街で、のんびり散策するには本当に良いところです。アメリカのキャンパスのお約束(?)のリスをあちこちで見かけます。


シカゴというと「治安が心配・・・」という人もいると思いますが、少なくとも日中のハイドパークエリアは日本にいるのと変わらない印象です。
ただ、ハイドパークの治安維持は関係者の努力の賜物でもあります。University of Chicago Police Departmentが24時間365日のパトロールをしていて、ハイドパークキャンパス内には非常時の通報ポストが300箇所にあります。
 
ということで、油断は禁物ですが、「治安が心配だからシカゴはパス」という考えはreasonableではないということをお伝えしたところで、今回はこの辺で。

1 件のコメント:

  1. たむさんの学校素敵ー!!ハリーポッターですねほんとに!!

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